一澤帆布

今日ガイアの夜明け一澤帆布を特集している回を鑑賞。

兄と弟が経営権を巡って争い、結果父の跡を継いでいた弟が裁判に負け、職人達と新たなブランドを設立することになったというところで僕の記憶は止まっていた。

その後、兄に経営権を譲るとされた遺言書は偽物だったことが判明し、無事弟が正式に会社を継ぐことになっていたようだ。

実際職人全員が弟さんの新ブランドに参画することが決まった時点で、もう兄の方にはそもそもブランドを存続することは事実上不可能だっただろう。

遺言書の嘘がバレなかったとしても結果は変わらなかったんじゃないかなと思う。

 

工場を安い海外に移転して大量生産し、大きく儲けることも出来るだろうが、職人さんやお客さんとの距離感を大事にし、手間暇をかけ高い品質の商品を提供し続ける。

時代にそぐわないといえばその通りだが、ネットでグローバルかつボーダレスな今だからこそ、一澤帆布のビジネスは逆に新鮮に映る。